ObsidianをGitHubで同期する方法(プラグイン編)
Obsidianを複数のPCで使用する際の、データ同期方法のひとつです。GitHubを使って同期するため、無料で利用できます。 ※ 2026年1月時点では、スマホ・タブレットでの同期はできません。
0. 事前準備
Gitのインストールや、GitHubとの連携設定がまだ終わっていない方は
まず先に、ObsidianをGitHubで同期する方法をご確認ください。
1. Obsidian Git プラグインとは?
Obsidian Git プラグインは、
GitHubと連携したVaultに対して、
- commit
- push
- pull
といったGit操作を
Obsidianの画面内から実行できるようにするプラグインです。
2. プラグインをインストールする
- Obsidianを起動
- 設定(⚙)を開く
- コミュニティプラグイン を選択
- 「制限モード」をオフにする
- 「参照」ボタンをクリックし、検索窓に Git と入力
- 検索結果から Git を選択し、インストール → 有効化
※ 作者名が Vinzent のものを選びます。

3. 最低限の設定(まずはこれだけ)
最初は細かく触らなくてOK。
以下の設定だけ確認・変更すれば十分です。
オプションの設定画面を開きます。
✔ おすすめ設定(シンプル)
- Auto commit-and-sync interval (minutes)
- デフォルトの数値を消して
0にする(無効化) - ※ 慣れるまでは「勝手に保存」されない方が安全です。
- デフォルトの数値を消して
- Auto pull interval (minutes)
- デフォルトの
0のまま(無効)
- デフォルトの
- Pull on startup
- ON にする
- ※ Obsidian起動時に、自動で最新データをGitHubから取得します。
- (この設定は少し下にスクロールした「Pull」の項目にあります)


👉
**「保存(Commit/Push)」**に関しては、最初は手動で行うのがおすすめです。
(勝手に保存されると、間違えた時に戻すのが難しいため)
※ 「起動時のPull」 だけは、コンフリクト(衝突)防止のために自動ONにしています。
4. 実際に使ってみる(基本操作)
① 変更を commit する
Git操作を行うための専用パネル(Source Control View)を開きます。
- コマンドパレット(Ctrl+P / Cmd+P)を開く
Open Source Control Viewと入力して実行
(または、左側リボンの アイコンをクリック)
操作パネルが開いたら、以下の手順で保存します。
- Changes 欄にある変更ファイルを確認(+ボタンでStagedに入れる必要はありません)
- 上部のテキストボックスに コミットメッセージ を入力
(デフォルトのままだと自動で
vault backup: 日時が入ります。自分用ならそのままでOKです) - Commit ボタン(チェックマーク✔)をクリック
※ 画面の見た目はバージョンにより多少異なりますが「メッセージを入れてCommit」の流れは同じです。
② GitHubに送信(push)
コミットしただけでは、まだ自分のPC内にしか保存されていません。
GitHubへ送信します。
- Source Control View の上部にある Push ボタン(上矢印⬆️)をクリック
- 画面右上に
Pushed ...と通知が出れば成功です。

③ 他のPCの変更を取得(pull)
別のPCで更新した内容を取り込みます。
(設定で「起動時にPull」をONにしていれば、起動するだけでOKです)
手動でやる場合は:
- Source Control View の上部にある Pull ボタン(下矢印⬇️)をクリック
Pulled ...と通知が出れば完了です。
5. おすすめ運用ルール(これだけ守ればOK)
複数PCで使うときは、以下のリズムを守るとトラブルが起きません。
- 作業を始める前
- Obsidianを起動(自動でPullされる)
- (念のため手動でPullしてもOK)
- 作業が終わったら
- Commit する
- Push する
始める前にPull、終わったらPush
これだけで、
2台のPCでも衝突しにくく、安全に使えます。
6. 自動バックアップ設定(慣れてきたら)
手動操作に慣れてきて、「毎回ボタンを押すのが面倒だな」と思ったら、自動保存の設定を試してみてください。
⚙ 自動モードの設定例
- Auto commit-and-sync interval (minutes)
- ここに分数を入れます(例:
5) - 効果: 5分ごとに「変更があれば Commit して Push して Pull する」を全部自動でやってくれるようになります。
- ※ 常にネットに繋がっている環境ならこれが最強です。
- ここに分数を入れます(例:
⚙ 起動時に必ず最新にする
- Pull on startup
- ON にする(手順3で設定済みならそのままでOK)
- 効果: Obsidianを開いた瞬間に、他のPCで書いた内容を自動で取り込みます。
この2つを設定しておけば、
「何も意識せずに書いて、閉じれば勝手に同期されている」
という状態が作れます。
7. よくある注意点(最小限)
- CommitしないとGitHubには反映されない
- 記事を書いただけではダメです。必ずCommitが必要です。
- Pushしないと他のPCには届かない
- Commitだけで満足せず、Pushまでやりましょう。
- workspace.json は同期されない
- 画面のレイアウト設定などは同期していません(意図的です)。
まとめ
これで、ターミナル(黒い画面)を使わずに
Obsidianだけでスマートに同期ができるようになりました。
快適なObsidianライフを!